プレスリリース

日本伝統文化検定（伝検）協会は本日、１１月から実施する２級と３級の第１回検定試験の受験申し込み受け付けを開始しました。また、「伝検公式テキスト」（Ａ５判２８８ページ、３３００円、時事通信社刊）と、２級受験者向けのオンライン講座（５０００円）の販売もスタートしました。いずれも公式サイト（https://denken-test.jp）から申し込むことができます。 

検定試験の受験申込期間は２０２５年１月２８日まで。試験は１１月２９日から２５年１月３１日まで、ＣＢＴソリューションズが全国約３００カ所で運営するテストセンターでパソコンを使って行います。受験料は２級が９９００円、３級が７４８０円。学生や団体向けには割引を用意しています。 

伝検は、主体的な学びを通じて日本の伝統文化や伝統産業を理解し、支え、発展させていくことを目的とした新しい検定で、出題テーマは以下の８分野です。 

▽伝統工芸：「陶磁器・ガラス」「金工・木漆工」「和紙・染織」「建築・庭園・美術（浮世絵）」 

▽伝統文化：「伝統色・文様」「茶道・和菓子・日本茶」「食文化・歳時記」「芸能（能楽、人形浄瑠璃文楽、歌舞伎）」 

公式テキストでは、これを２編１８章（建築・庭園は１章）に分け、豊富なカラー写真や図表とともに、概要、歴史、技法、産地、代表例などを解説しています。図鑑や小辞典としても活用できる内容です。 

オンライン講座では、伝統文化の楽しみ方や工芸品の鑑賞ポイントに焦点を当て、弊会の近衞忠大会長、外舘和子、白洲信哉両副会長による鼎談（ていだん）や常磐津節演奏家の鈴木英一氏による「伝統芸能の楽しみ方」といった講義を用意しています。 

【問い合わせ先】 

▼一般社団法人 日本伝統文化検定協会 

住所：東京都中央区銀座５－１５－８　時事通信ビル 

電話：03-3524-6550（事務局代表） 

Ｅメール：ｉｎｆｏ＠ｄｅｎｋｅｎ－ｔｅｓｔ．ｊｐ