伝統文化を知る

2024.11.28

伝検通信(メルマガ)

週刊メールマガジン「伝検通信」 臨時増刊号(第34号)

週刊メールマガジン「伝検通信」臨時増刊号(第34号)をお届けします。

試験まであと1週間となりました。検定直前の学習ポイントについてお知らせします。

伝検2級および3級の第1回受験は下記URLからお申込みください。公式テキスト、2級受験者向けオンライン講座の販売もスタートしています。ぜひお申し込みください。

申込サイト https://denken-test.jp/examination/


【検定直前の学習ポイント】

伝検第1回試験がいよいよ11月29日(金)から始まります。試験直前ということで協会から学習ポイントを紹介します。伝検は”「和」を知る・「和」を楽しむ・「和」を伝える”がテーマの検定です。問題には3級、2級とも画像も取り入れています。伝統文化を知ることで鑑賞が楽しくなったり、人に教えたくなったりする知識は試験でも問われます。

3級はテキストから90%が出題されます。60分で80問中56問正解すれば合格です。テキストで赤い太字の重要用語を確認するとともに紛らわしい技法や作品名などは特徴と違いをまとめておくとよいと思います。伝統工芸は産地とひも付けして理解することも大切です。残りのテキスト外の10%は日々の生活でなじみ深い伝統文化に関するものや伝検クイズで扱ったものがほとんどなので、まずはテキストの内容をしっかりと押さえましょう。

【3級例題(金工・木漆工)】
漆を使わない木工技法で白木の素地に胡粉で絵柄を盛り上げて形づくるものは、次のうちどれでしょう。

①象嵌
②彫嵌
③存清
④置上

答えは④

2級は70%がテキストから出題されます。90分で100問中70問正解、かつ8分野の各正解率が50%以上で合格です。出題内容はただ重要用語を覚えておけば、正解できる問題ばかりではありません。重要用語と関連用語を正しく把握する必要があります。また、理由を問うような問題も多いのでしっかりと背景を含めて理解しておきましょう。30%のテキスト外問題は伝検クイズのアーカイブをチェックするとともに、テキストを読んで疑問に思ったことを自分でも追加で調べて深堀りしておきましょう。

【2級例題(日本茶)】
鎌倉時代には貴族や武士の間で闘茶という飲み当てを競う賭け事が流行しました。闘茶の内容は、次のうちどれでしょう?

①本山茶かそれ以外かを当てる
②栂尾産かそれ以外かを当てる
③玉露かそれ以外かを当てる
④碾茶かそれ以外かを当てる

答えは②

受験者のみなさまの合格をご祈念しております。

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