第 3 回 表彰者ならびに受賞の声

2級最優秀賞

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大阪府 女性

 このたびは日本伝統文化検定2級最優秀賞をいただき、光栄に存じます。

 検定の存在を知ったのはつい最近で、受験まであまり余裕がありませんでした。テキストを読んでも、あまりに多い陶磁器の種類や歌舞伎のような未知の分野など膨大な量に圧倒されるばかりでした。そこで、公式サイトや参考のサイトを見ているうちに、身の回りにある食器や模様、色、伝統行事など、日々の暮らしの中で気づかなかったこと、知らなかったことを少しずつ発見し、「なるほど、そんな意味があったのか」など楽しい瞬間を経験できました

 試験には合格できましたが、客観的に見れば、伝統文化の片りんをのぞいてみたというところでしょう。茶道をたしなんでいながら、お茶や和菓子のスコアが低かったのにがっかりして、まだまだだなあとも思いました。

 今回、日本のそれぞれの地域に根差した文化や工芸、その多様性を知りましたが、まだ実際に目にしたことのないものが多々あります。これをきっかけに、豊かな伝統文化にもっと意識を向け、少しでも触れたり、体験したりできたらと思います。それにより、多くの先人がつないできた遺産がより多くの人に伝わっていく一助となればうれしいです。

2級優秀賞

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東京都 男性 30代

 このたびは日本伝統文化検定優秀賞という評価をいただき、誠にありがとうございます。

 本検定の受験を志したきっかけは、日々触れている日本の文化を自分はどれだけ理解できているのか、あらためて確かめたいと考えたからです。実際に公式テキストを読んでみると、日本史の授業で聞いた覚えのある言葉もある一方で、説明できるほどの理解に至っていないことが多く、基礎から体系立てて学び直す気持ちで臨みました。

 テキストは分野ごとに歴史・技法・具体例の順番で整理されており、繰り返し読み返しをして、知識の抜けを補い、知らない用語はその都度調べながら学習を進めました。理解が深まるにつれ、それまで別々の分野として捉えていた内容が風習や時代背景を通じてつながっていることに気づき、全体をより見通せるようになりました。

 この検定を通して学んだことで、博物館の展示や旅先の景色、お土産選びなども今まで以上に視点が増え、日常の楽しみ方が広がったように感じます。

 今回の経験を生かし、今後も学びを続けることでより日常を豊かに、そして日本の文化の魅力を周囲に伝えられるよう努めていきたいと思います。改めてこのような学びの機会を用意してくださった日本伝統文化検定協会の皆さまに感謝申し上げます。

2級優秀賞

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東京都 女性 50代

 日本伝統文化検定2級で優秀賞をいただき、心より感謝申し上げます。

 もともと江戸の文化に興味があり、夫に勧められて受験しましたが、テキストを読み込み、調べ物をし、ときには自分の記憶力にあきれながらも、学ぶ時間はとても充実していました。伝検クイズやメルマガも良い刺激となり、楽しみながら知識を深められました。3級に比べて2級はテキスト外からの出題が3割を占め、問題も一筋縄ではいかず、レベルの違いを強く感じましたが、その分得られたものも大きかったです。

 伝統文化を学ぶことで視野が広がり、美術品や焼き物、漆や金工、日本建築などへの理解が深まり、博物館や神社仏閣巡りもこれまで以上に楽しめるようになりました。日常の中で出会う文様や季節の行事にも敏感になりました。和紙の丈夫さに驚き、伝統芸能にも興味が湧き、とにかく良いことばかりでした。

 これからも老舗で和菓子を買ったり、焼き物をそろえたりしながら、生活の中に伝統文化を取り入れ、伝統文化に対する知識をより深めたいです。伝統文化に興味を持つ方がさらに増えることを願っています。

3級最優秀賞

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広島県 男性 60代

 試験の3日前にテキストを空港に置き忘れ、届いたのが試験の後というアクシデントに見舞われた中での受験でした。もう受けるのを断念しようかとも思いましたが、どうせなら受けてみようと開き直り、逆に今できることは何かと考えました。

 それは現物を見ようと。昔、皇居北門の竹橋のあたりに東京国立近代美術館工芸館があったのを思い出し、検索してみると金沢市としか出てきません。竹橋はというと旧国立工芸館跡とでてきます。

 またもや心が折れそうになりましたが、気をとりなおし東京国立博物館ならあるのではと思い向かいました。そこには日本を代表する工芸の名品が幅広い分野で展示してあり、さらにわかりやすい解説がありました。結果オーライでしたが、百聞は一見にしかずという言葉が身にしみました。

 これを機に、さらに多くの工芸品に触れ、また各地にも赴こうと思っています。

3級最優秀賞

桜岡瞳さん

茨城県 女性 20代

 このたびは日本伝統文化検定3級最優秀賞をいただき、誠にありがとうございます。

 私は、幼い頃から伝統工芸品などが好きで、文化を紡いでいく人になりたいと夢見ていました。しかし、次第に壁の高さにおじけづき、何も武器を身に付けることもなく、本当の気持ちにふたをするようになっていきました。そんな折、大きな苦難に直面したときに出会った方が、曇りなく可能性と未来を信じてくれたことをきっかけに、好きなことを大切に、まずはさまざまなことに挑戦してみようと心を決めました。

 昨年11月下旬、書店の本棚で目を引き、伝検テキストを購入しました。第3回での受験を志すも、分野は幅広く、詳しくは知らなかった内容ばかり。間に合わないかもしれないと焦ることもありました。それでも、気づけばテキストは書き込みで真っ黒になり、点だった知識が分野を超えて線になっていきました。そうして約1カ月後、3級は最優秀賞、2級も合格をつかむことができました。

 伝検の合格後には、日本遺産検定について勉強、受験をしました。地域ごとに日本文化を知ることで、多面的な知識に成長してきたことを実感しています。今後は、伝検1級をはじめとした上位資格の取得を目指して学んでいくとともに、今回のうれしさを強みにできるよう、歩み続けていこうと思います。

3級優秀賞

小林淳子さん

東京都 女性 60代

 日本伝統文化検定3級優秀賞の授与、ありがとうございます。

 伝検を知ったのは、通訳ガイド仲間との忘年会でした。試験最終日まで20日余でしたが、すぐに受けたいと思いました。日頃、伝統工芸品のお買い物や金継ぎ、木工、ガラス、鍛金工房、酒蔵、茶道・座禅体験、歌舞伎鑑賞などに同席する機会もあります。しかし、正確な知識が足りない分、満足な通訳ができないことに悩んでいたからです。

 そこで目標は、合格よりも苦手な伝統工芸の基礎知識の習得に重きを置きました。テキストの太字で書かれている用語に焦点を当て、用語理解のために工房のネットサイトを巡ったりしました。今まで曖昧だったこと、全く知らなかったことに光が差す瞬間にたびたび出会い、楽しい試験勉強でした。結果として、2級、3級を同時合格することができました。

 試験後は、テレビで能や歌舞伎を見るときに衣装の文様や色に感銘したり、博物館、美術館、伝統工芸品店に行ったりすることも数段楽しくなりました。日々の暮らしが少し豊かになった気がします。これからも、この試験で得た知識をベースに、日本の宝である伝統工芸・文化を自分も楽しみながら、海外からのお客さまにも愛してもらえる一助になれるよう精進したいと思います。

3級優秀賞

小笠原颯さん

神奈川県 男性 20代

 このたびは日本伝統文化検定検定3級優秀賞をいただき、誠にありがとうございます。

 私は仕事の関係で伝統や文化といった事柄に触れる機会があり、知識を付けたいと思っていたところ、会社より伝検を紹介され受験をすることとなりました。幅広い分野を覚えるにあたり、お恥ずかしながらほとんどが初めて目にする内容でした。

 勉強をしていくと覚えた知識が少しずつ結びついていく感覚があり、伝統文化のつながりや背景を理解していくと段々と学ぶことが楽しくなっていきました。最初はとても難しく感じていた内容が少しずつ身近に感じられるようになったのはうれしかったです。

 とても楽しい学びの時間でしたので、次回は2級の取得に向けて、引き続き勉強に励んでいこうと考えております。

特別賞(最年長合格)

横田勝年さん

京都府 男性 81歳1カ月

 今回、望外にも日本伝統文化検定特別賞を賜り、大変うれしく感じています。ありがとうございました。

 私は、毎日が日曜日の第三の人生を迎えたころに思いました。これまでは仕事ばかりで視野が狭い、何とも味気ない日々を送ってきた。これからは仕事以外の人生の楽しみを見つけるとともに、人格形成の一助のためにも幅広い知識を身に付けたいと思ったのです。今からでも遅くないと発起一念、各種の趣味検定に挑戦がその一つでした。

 漢字検定・ご当地検定の京都検定を皮切りに、ジャンルを限定せずにとっつきやすい興味のある検定試験を数多く受けてきました。そうした中で、今回選んだのは検定内容が私の住む京都と関連の多そうな日本伝統文化検定です。受験した感想は、何よりも日本の伝統文化を総合的に学べる検定がこれまでになかったことが不思議に思え、加えて、これまでに妻と意気投合して駆け巡った国外の世界自然遺産訪問とは違った充実感を覚えました。日本人として日本の伝統文化をよりよく知ることができるこの伝検をこれからの日本の担い手である孫にまず、そして知人に紹介したいと思います。

 現在、私はがん告知を受け、手術あるいは放射線療法のいずれかの根治療法を選択するため各種の検査を受けているさなかですが、病気完治に向け頑張りたいと思っています。もちろん、今後も各種の検定の勉強を頑張ります。

特別賞(最年少合格)

名前非公開

愛知県 女性 13歳7カ月

 このたびは日本伝統文化検定にて、栄えある特別賞(最年少賞)をいただき、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。「最年少」での受賞ということで、非常にうれしく、また光栄に思います。

 私は中学1年生で、これまで日本の伝統文化に深く関わる生活はしていませんでしたが、日本のことは大好きでした。それをきっかけに茶道部に入部し、徐々に日本の文化に触れる機会が増えました。ある時期から日本刀の美しさに魅了され、そこから他の伝統文化にも強く興味を持つようになりました。そのときにこの検定を見つけ、「これだ!」と思い受験しました。

 受験勉強の中で特に苦戦したのは漢字でした。読めない単語が多く、テキストを片手にスマホで調べることの連続でした。しかし、そうして調べるうちに、自分が最年少になるかもしれないと気づき、さらに勉強に熱が入りました。

 この伝検で培った知識は、すでに私の生活の中で驚くほど生かされています。クイズで答えられたり、行事の背景を詳しく知ってより楽しく感じたり。まさに「世界が広がる」感覚です。今後はこの知識を生かし、伝統文化の魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいです。そして「絶やさず語り継いでいく人」が増えることを強く願っています。

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