秋の夕暮れ時に青い空と日暮れの赤が混じる空の色は何と呼ばれているでしょう。

紅掛空色(べにかけそらいろ)

うっすらと赤みを帯びた淡い空色が「紅掛空色」です。夕暮れ時に、青い空と夕日の赤が混ざり合った色で、藍で下染めした空色の上から紅花を重ねて染める染色法から名付けられました。このほかにも、夜が明け太陽で白み始める空を「曙色(あけぼのいろ)」、晴天の澄んだ空を「天色(あまいろ)」、夕方のほの暗い空を「瞑色(めいしょく)」と呼ぶ表現もあり、季節や時間の移ろいを踏まえ、美しい日本語で空の色を表しています。

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一般社団法人日本伝統文化検定協会(以下、伝検協会)は本日、従来のお知らせサイトをリニューアルし、公式ウェブサイトをオープンさせました。

【伝検公式ウェブサイト】

伝検の詳細や、最新情報、日本の伝統文化にまつわるクイズ・記事・コラムなどをご覧いただけます。今後は、伝検公式テキストの購入や、検定試験、対策講座の申し込みなどもできるようになります。ぜひご注目ください。

伝検は、学習・出題分野として、「陶磁器・硝子(ガラス)」「和紙・染織」「金工・木漆工」「伝統色・紋様」「庭園・建築・美術」「茶道・和菓子・日本茶」「食文化・歳時記」「芸能」の8ジャンルを設定。第1回の検定を年内に実施する予定です。

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